就職活動のマナー(敬語編1) 東京デジタルキャリア 就労支援ログ
皆さん敬語は普段から使えていますでしょうか?
就職に向けての活動や電話等にも使える!正しい敬語を学び使いましょう。
相手に対して敬意を表す話法です。
いくら態度で敬意を表しても、正しく敬語が使えていなければ、相手に不快感を与えてしまいます。ましてやビジネスシーンにおいては、不適切な言葉づかいが信用にも影響を与えてしまうこともあります。
まずは尊敬語・謙譲語・丁寧語の種類の説明します。
尊敬語 | 主語が相手の場合に使います。 相手の動作・状態など、相手や相手に関わるものごとを直接立てることによってその人への敬意を表します。【例】「お客様がいらっしゃいます」「(顧客・上司などが)おっしゃる通りです」 |
謙譲語 | 主語が自分や自分の身内の場合は謙譲語を使います。自分(や身内)をへりくだって伝えることで、相対的に相手を立てます。
【例】「弊社の担当が参ります」「私が伺います」 |
丁寧語 | 相手の立場に関係なく使用します。
丁寧な言葉遣いで相手に敬意を表します。語尾が「~です」「~ます」「~ございます」とするのが特徴です。 【例】「こちらが会議室です」「3階にございます」 |
敬語はきちんと覚えて、普段から使い慣れることが重要
敬語についてはきちんと正しく使用できるように、正しい知識を持って使いなれることが必要です。
日頃から、積極的に敬語を使い、正しい敬語が身に着くようにしましょう。特に、尊敬語と謙譲語の使い分けが上手くできないという声もよく聞きます。
下記の例は、よくある間違いです。気をつけましょう。
×「お客様がいらっしゃいました。」
○「お客様がおみえになりました。」
×「お世話様です。ご苦労様です。」
○「お世話になっております。お疲れ様です。」
×「了解いたしました。」
○「かしこまりました。」
使い方によっては嫌味になるかも・・・
敬語というものは、使えばよいというものではありません。過剰な敬語は相手にとって、嫌味になったりおかしな言葉になったりする恐れがありますので場面によって敬語の加減も使い分けられるようになったら、理想的です。
間違いやすい丁寧語
○よろしいでしょうか?
○お水はいくつお持ちいたしましょうか?
○「30分程お待ちいただきます。よろしいでしょうか?」
普段友達と話す時のくだけた口調は、仕事や就職活動で必ず敬語に切り替える必要があります。気をつけたいのが、よく使っている普段の口癖が自然に出てしまうことです。
それらの口癖があなたの品性を低め、相手に不愉快な思いをさせるかもしれません。
禁物の口癖には、次のようなものがあります。
- 「えーとですね」
- 「やっぱ」
- 「○○的には」
- 「マジっすか?」
- 「……みたいな」
- 「……というか、……ってゆうか」
- 「……とか」
- 「……だったりして」
- 「……じゃないですか?」
言葉遣いは、その人の人格を表わすもの。
内容をまぎらわせ、曖昧にして表現する人は、自分の言動に責任を負いたくない人だと判断されます。相手への配慮に欠ける人だとも思われるでしょう。適切な言葉遣いのできる人は周りから高い評価を得ることができます。そして、敬語を含めた言葉遣いが、その人の人間関係に潤いをもたらすのです。
想像してみてください。
「さあ、食べろ」
と言われるより、
「どうぞ召し上がってください」
と言われた方が気分が良いでしょう。
相手は同じ意味のこと言っているのに、どうしてなのでしょうか?
それは、
●この人は、私を大切にしてくれている
●この人は、私に対して敬意を払ってくれている
と感じるからです。自分に対する思いやりの気持ちが伝わってくるからです。
これこそが、言葉遣いや敬語が宿す力です。しかも、誰でもすぐに使えるのが言葉遣いなのです。
あなたも敬語を上手に使って、相手との円滑なコミュニケーションをはかってください。
ZoomやSkype等での見学も受け付けております。
ご興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
東京デジタルキャリア(就労継続支援B型)
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町74 早稲田オアシスビル2F
TEL:03-6205-5613
MAIL:info-tdc@ashizumi.co.jp