支援と援助の違い 東京デジタルキャリア 就労支援ログ
東京デジタルキャリアは、“就労継続「支援」B型事業所”です。
職員である私たちの職業は、“対人「支援」職”になります。
近年では、自立支援、子育て支援、発達支援、就労支援など、福祉分野では支援という言葉が多く使われるようになっています。
困っている人を助けるという意味の言葉は、いくつかあります。
・支援
・援助
・補助
・助成 など
その中でも、「支援」と「援助」の違いは知っていますか?
「支援」と「援助」では、助ける範囲と立ち位置が異なります。
「助ける度合」・「助ける人のポジション」が違います。
支援
力を貸して助けること、相手のことを部分的に助ける行為。
「支援」する側は活動の一部を助けるだけであり、最終的な行動や責任などは、あくまでその人本人にゆだねられています。
援助
困っている人に力を貸すこと。
「援助」は「対象のほぼ全てを助ける行為」
つまり、大前提として援助される側は、自分でできることが少ない状態、自分では何もできない状況にあります。
「支援」が他人の活動の一部を助けることを指すのに対し、「援助」は全面的にその活動を助けることを指しています。
支援をする人はあくまで脇役、最終的に行動する人は「支援をされる側」。
対して、「援助」をする人は主役。できることが少ない人に対して主体的に動き、本人ができないことを代わりにやってあげることが援助です。
あくまで利用者のみなさんが主役。
自分の生活の困りごとに向き合い、自分の人生の望む方向へ少しでも進むために、通所・就労をする。それを支援する場所が、“就労継続支援事業所”です。
ご利用のお問い合わせ・ご見学をお待ちしております。