障害のある方の仕事探しに利用できるハローワーク 就労支援ログ 東京デジタルキャリア

 

 

 

◆ハローワーク(公共職業安定所)とは?

ハローワークとは、民間の職業紹介などでは就職が難しい方に向けて、無料で職業紹介や就労支援サービスを行う職業紹介所です。

国(厚生労働省)が所管する公的機関で、正式名称は公共職業安定所といいます。略称は職安(しょくあん)で、ハローワークは愛称です。
ハローワークは厚生労働省の各都道府県労働局管内に複数設置されています。求職者、事業者双方への情報提供、雇用保険手続きや助成金事務等、様々なサービスを行っています。

公的機関のためサービスはすべて無料です。

 

◆求人のことならハローワーク(公共職業安定所)?

ハローワークには一般の相談窓口と障害のある方のための相談窓口があります。

自分がどのように仕事を探すか決めかねているときは、総合窓口に行くと良いでしょう。

窓口は誰でも利用可能で、診断や手帳はないけれど

「もしかしたら自分には障害があるのかも?」

と考えている方も安心して相談ができます。

障害のある方のために、専門の職員・相談員を配置し、ケースワーク方式により、求職申し込みから就職後のアフターケアーまで一貫した職業紹介、就業指導等を行っています。

また、多くの企業を訪問しながら障害者雇用の啓もう活動の実施求職者に公共職業訓練への斡旋も行っています。

さらに、障害者を対象とした就職面接会も実施しています。

開催日時等については、開催地の各都道府県労働局のホームページに案内されています。

 

今回は、障害のある方の仕事探しに役立つ内容を中心に、ハローワークでの仕事探しについてお話します。まずは、ハローワークが行っている業務から見てみましょう。

 

 

◆ハローワークで障害のある方が受けられる配慮は?

ハローワークでは、施設や曜日によっては、手話や筆談ができるスタッフや精神障害のある方への支援に特化した非常勤の相談員との対話が可能です。

ハローワークの利用は基本的に予約不要ですが、こうしたスタッフの対応を必要とする場合は、事前に予約をすると良いでしょう。予約があれば、時間を気にせずに落ち着いてゆっくり話すことができます。

また、ハローワークには守秘義務があるため、相談内容が他者や外部に漏れるようなことはありません。

 

 

 

◆障害のある方がハローワークを利用するメリットとデメリット

メリット

・仕事探しの安全性が国によって保証されること

・国に認定された相談員である職業指導官や就職促進指導官の他に、貴重な経験を積んだ非常勤の相談員(身体、知的、精神障害担当など)が数多く配属されており、直接相談できる体制が整っていること

・民間の求人サイトなどに比べて扱う障害者雇用の求人数が多いのが魅力

・ハローワークは求人掲載費が無料のため、多くの企業が求人を出している

そして、ハローワークは関係機関との連携を行っているため、求職者がサポートを受けられることもメリットのひとつと言えます。

 

デメリット

民間の障害者求人サイトの求人に比べて企業規模が小さい

・給料も低めな所が多い

逆に、民間の障害者求人サイトだと、大手企業の求人も載っています。その為、志望先によっては、障害者はハローワーク以外で求人を探す必要もあります。

 

 

◆障害のある方のハローワーク利用から就職までの流れ

ハローワークを利用するにあたって、必須の持ち物はありませんが、障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)や主治医の診断書を持っている方は、持参すると良いでしょう。

障害者手帳があると、ハローワークや関係機関の担当者に自分の障害や特性についての話をしやすくなるため、より幅広い選択肢で仕事が探せるようになり、自分に合った仕事に出会いやすくなることが期待できるためです。

 


 

求職者登録を行う

◎お住まいの地域の管轄のハローワークに行きます。

◎求職申込書に記入して登録し、ハローワークカードを受け取ります。

障害者として求職登録されると、就職後にさまざまな理由で離転職したとしても、ハローワークは優先的に職業あっせんをします。

自分の心身のことや希望職種などについて相談することができる。

相談員に、自分の心身について気になっていることや、就きたい仕事などについて話してみましょう。

説明が分かりづらいときは「もう一度説明してください」「図解してください」などと、要望を遠慮なく伝えましょう。

 

応募したい求人を探し、紹介状をもらう

◎求人は、ハローワークに設置してあるパソコンで探すことができます。

パソコンの使い方がわからない場合は、窓口で聞いてみましょう。

◎障害者担当窓口の職員と相談して応募する企業を決めたら、ハローワークが発行する「紹介状」を受け取ります。

応募の際は、この紹介状を応募書類に添えて提出します。

 

 

必要に応じて、応募書類をチェックしてもらう

◎応募の際は、履歴書と職務経歴書を応募書類として用意します。

特に、職務経歴書は、自分の職務遂行の能力や考えられる課題と求める配慮などについて、相談員と十分に相談して書くと良いでしょう。

 

 

応募先の企業での面接

◎応募書類が準備できたら、いよいよ応募した企業での面接に臨みます。

事前に面接の持ち物や注意点について相談員へ確認し、しっかり準備しておきましょう。

 

 

就職

◎おめでとうございます!!就職です!

障害者雇用で就職する場合は、必要であれば支援機関の担当者とともに、職場で必要とする配慮について就職先としっかり擦りあわせておくと良いでしょう。

 

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/

ハローワークインターネットサービス

 

どうでしたか?

今回、ハローワークについては東京デジタルキャリアに通所されている利用者さんがまとめてくれました。

東京デジタルキャリアでは就職について、就労準備研修等も行っています。

 

※過去2回

就労準備研修【2月:アンガーマネジメント】

就労準備研修【4月:就労事前準備編】

 

2か月に1回就職やスキルアップ、SSTを含めた研修を勉強していきます。

 

現在、4月9日の緊急事態宣言を受けて、ハローワークでも

「可能な限り郵送やFAXなどによる手続きのご利用をお願いします」

とHP上に記載がありましたので、

皆さんもネット上でハローワークってどんなことができるのか見てみましょう!

 

 

 

 

営業日案内

 

現在、東京デジタルキャリアでは登録人数25名を超えました。

日々、新しいお問い合わせがあり、見学を受け付けております。

※ご希望の見学日がありましたら、電話・メールでお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

東京デジタルキャリア(就労継続支援B型)

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