「得意」と「苦手」を実践!障害の凸凹の“角”を丸くする3つのステップ 就労支援ログ 東京デジタルキャリア
「仕事でミスばかり。でも、別のことなら人一倍できるのに…」
「得意なことと、苦手なことのギャップが激しくて、毎日生きているだけで疲れてしまう」
そんな風に悩んでいませんか?
周りの人からは「できるんだから、もっとちゃんとやって」と言われ、自分でも「どうして普通にできないんだろう」と責めてしまう。
その繰り返しは、本当に苦しいですよね。
でも、安心してください。あなたが疲れてしまうのは、決して努力不足や怠けではありません。それは、脳の特性による「障害の凸凹(デコボコ)」が原因かもしれません。
この記事では、苦手を無理に根性で克服するのではなく、凸凹の「角を丸くして」社会で生きやすくするための方法を解説します。実際に行われている「具体的な3つのステップ」を知ることで、明日からの心がきっと軽くなりますよ。
2-1. なぜ「得意」と「苦手」の差が激しいと疲れてしまうのか?
発達障害や精神障害の特性を持つ方の多くは、能力の「凸(得意なこと)」と「凹(苦手なこと)」の差が非常に激しいという特徴を持っています。
例えば、
「パソコンのデータ入力は驚くほど速い(凸)のに、電話応対になると頭が真っ白になる(凹)」
「アイデアを出すのは得意(凸)なのに、スケジュール管理が全くできない(凹)」
といったケースです。
なぜこれが疲れるのかというと、世の中の「普通の人はこれくらいできる」という基準に、自分の「凹(苦手)」を無理やり合わせようとしてしまうからです。
苦手なことを根性や気合でカバーしようとすると、脳も体も常にフル回転状態になり、やがてオーバーヒートを起こしてしまいます。
これが積み重なると、自信を失ってうつ症状などの「二次障害」を引き起こすリスクにも繋がってしまいます。
大切なのは、「普通」に合わせることではなく、自分の凸凹と上手に付き合う方法を学ぶことです。
2-2. 事業所で実践!障害の凸凹の“角”を丸くする3つのステップ
この凸凹の尖った角をゆるやかに丸くし、社会で生きやすくするための訓練を3つのステップで行っています。
ステップ①:【自己理解】まずは自分の「凸」と「凹」を正しく仕分ける
一人で悩んでいると、「自分は全部ダメだ…」とネガティブな思考に陥りがちです。
そこで最初のステップでは、専門のスタッフと一緒に「ここまではできる(凸)」「ここからはサポートが必要(凹)」という境界線を、客観的に整理していきます。
「できないこと」を見つめるのは少し怖いかもしれませんが、誰かと一緒に仕分けることで、「あ、私はこれが苦手だったんだな」と、傷つかずに自分の特徴を受け入れることができます。
ステップ②:【環境調整】「凹」を仕組みでカバーする練習
仕分けた「凹(苦手)」は、根性で直そうとする必要はありません。
事業所の訓練では、「仕組み」を使ってカバーする癖をつけていきます。
例えば、
時間を忘れて集中しすぎてしまう→「タイマーで休憩を強制する」
指示を忘れてしまう→「マニュアルをスマートフォンのメモに視覚化する」
といった工夫です。
これらは実際の仕事でも使える、立派なライフハックです。
ステップ③:【発信力の獲得】自分のトリセツ(配慮事項)を伝える訓練
最後のステップは、自分の凸凹を周囲に伝える力をつけることです。
「私にはこういう特性がありますが、こういう配慮があればしっかり働けます」と、企業や周りの人に説明できるよう、私たちは『ナビゲーションブック(私の取扱説明書)』の作成や、伝えるためのロールプレイング(模擬練習)を行います。
自分の取扱説明書があれば、就職活動のときも、働き始めてからも、ミスマッチを大きく減らすことができます。
2-3. 無理に「平ら」にしなくていい。凸凹のままで生きる選択肢
よく「社会に出るためには、苦手なことを無くして『平らな人間』にならなきゃいけない」と思っている方がいます。
ですが、訓練は「苦手をゼロにする場所」ではありません。
あなたの「凸(得意なこと)」は、誰にも真似できない素晴らしい強みです。それを無理に削って平らにしてしまうのは、とてももったいないことです。
事業所は、「凸凹を持ったままで、どうやって社会と上手に付き合っていくか」を、安全に実験できる場所です。
失敗しても怒られない環境で、「この工夫はうまくいくかな?」「この配慮があれば体調を崩さないな」と、あなただけの生き方・働き方のスタイルをスタッフと一緒に見つけていくことができます。
結論・まとめ
自分の得意と苦手のギャップに苦しみ、一人で凸凹を平らにしようと頑張る必要はありません。あなたの「得意」は素晴らしい魅力ですし、「苦手」は仕組みや周りのサポートでいくらでもカバーできます。
「これまで仕事が長続きしなかった」
「履歴書の空白期間を見るだけで、焦って傷ついてしまう」
そんな不安を抱えている方こそ、ぜひ一度、私たちの事業所を頼ってみてください。
まずは、あなたの「得意」と「苦手」を一緒にスッキリ整理することから始めてみませんか?
見学・体験を随時開催しています。
お気軽に、最初の一歩を踏み出してみてくださいね。
あなたの「働きやすさ」を、私たちが全力でサポートします。


障害者雇用で1名が内定
2026年1月 S様が大手教育事業での企業就労
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東京デジタルキャリア(就労継続支援B型事業所)
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