産業医って何? 東京デジタルキャリア 就労支援ログ

皆さんは【産業医】をご存じですか?
どんなところにいて、何をしてくれるのか…今回は産業医について調べてみました。
■Q.産業医って何?

A.企業等において労働者の健康管理等を行う医師のことです。

 

■Q.産業医になるには?
A.
  1. 日本医師会の産業医基礎研修を修了する。
  2. 産業医科大学の産業医学基礎講座を修了する。
  3. 労働衛生コンサルタント試験に保健衛生区分で合格する。

上記のいずれかの方法によります。

 

■Q.どこにいるの?

A.会社や事業所にいます。

 

■Q.どんな会社にもいるの?

A.いいえ。

50人以上の事業所には必ず設置する必要があり、仮に50人未満の事業所の場合も、助成金制度を利用して設置することが可能です。

 

■Q.どんなことしてくれるの?

A.事業所において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行います。

 

①健康診断・面談指導

産業医は健康診断や面談指導などの実施や、その結果に基づいた措置をします。

その他にも、労働者の健康管理に関する業務も行います。

健康診断結果のチェックは産業医の大切な役割になってきます。

 

②面談

そして産業医は労働者と面談をすることも、とても大切な業務になります。

特に長時間労働者や高ストレス者と面談することが必須になっているので、そこで適切な対応をとることが重要です。

また休職者や復職希望者との面談も行います。

 

ここで産業医は安易な判断をせずに、面談者の様子をしっかり把握することが大切です。

その上で適切な判断をすることが、産業医の重大な役割です。

 

③健康教育・健康相談

労働者の健康教育や健康相談はもちろん、その他にも労働者の健康保持推進に関する業務に携わります。

労働者は千差万別なので、指導内容は十人十色になるでしょう。

産業医は、その一人ひとりに対して、専門的立場から適切に対応する必要があります。

労働者たちの状況をしっかり把握しながら相談に応じることが、産業医としての力量を試されるポイントといっても良いかもしれません。

 

④労働衛生教育に関する業務

衛生委員会に出席することも、産業医の大切な役割になります。

更に、産業医は企業のニーズに応じて、衛生講話なども行います。

 

⑤健康障害の原因調査など

産業医は専門的立場から労働者の健康障害の原因を調査する必要があります。

そして再発防止のための措置を取ります。

その為には職場巡視やストレスチェックの実施なども、必要不可欠な業務になるといえるでしょう。

 

■Q.一般的な産業医の探し方は?

A.

  1. 医師人材紹介会社に産業医を紹介してもらう

 

  1. 地域の医師会に相談する

 

  1. 近隣の病院や診療所など医療機関に相談する

 

  1. 健康診断を実施している健診機関に紹介してもらう

 

■Q.パワハラについて相談できるの?

A.

パワハラ被害を受けている社員は、企業の人間に直接相談をすることが困難です。

「問題を大きくしたくない」「もっとひどい状況になりたくない」「仕返しが怖い」

など、そういった理由が背景にあるかもしれません。

そのため会社内で相談することができず、抱え込んでいる人が多いのが事実です。

しかし、産業医にパワハラ相談をすることによって、様々な効果が期待できます。

◎話すことで気持ちが少し軽くなるかもしれません

◎産業医から目からウロコな意見をもらえるかもしれません

◎そして、産業医は必要最小限の情報を企業側に伝えます。

事実を伝えられたことにより、企業側はパワハラに対して対策を取ることが可能になるでしょう。

 

”パワハラ加害者と被害者を別々の部署に配置をする”

”パワハラ対策の研修を実施する”

などといった対応ができるかもしれません。

 

また、パワハラをしている側への対処も必要です。

『仕事によるストレス』『人間関係の悩み』『家庭の悩み』

などを抱えているかもしれません。

そういったストレスのはけ口として、パワハラをしている可能性もあります。

産業医へパワハラ相談をすることによって、加害者が同じような行為に及ばないために、その原因を突き止め、産業医が面談を通じて指導をすることも可能になるでしょう。

 

 

 

 

抱えている問題を誰かに話すことで、抱え込み過ぎた問題を少しずつ小さくしていくことも可能になります。

問題を一気に解決することは非常に困難ですが、1つ1つなら少しずつ解決していくことはできます。

自分一人の考え方だけで物事を捉えていては、なかなか見えてこないこともあります。

 

しかし、産業医に相談してアドバイスをもらうことができれば、これまでとは異なる物事の見方ができるようになるかもしれません。

その他にも、産業医による生活習慣などの見直し指導を少しずつ実行することで、気持ちに余裕が生まれるかもしれません。

メンタルについての問題を日々学び、実際に多くの労働者を見ている産業医だからこそできるアドバイスが、沢山あります。

 

 

このように産業医がいる会社に就職した際にお世話になる可能性があります。

そのため、就職活動の際には産業医の情報もチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

【オンライン特別講演会 概要】

 

法人向け情報化事業を展開するラディックス(株)の特例子会社であり

障がい者26名を雇用し、中古OA事業を通じて稼げる人財創りを展開されている

「リベラル(株) 障害者職業生活相談員 藤崎登様」をゲスト講師にお招きし

その取り組み事例や自立へ向けた就労継続支援のあり方についてお話頂きます

 

◆主催: 東京デジタルキャリア(運営法人:オフィスあしずみ)

https://tdc.ashizumi.co.jp

◆開催方法: オンライン配信(時間までにメールにてアクセス先を配信します)

 

◆参加費: 無料

 

◆日時:計4回開催(いずれも同じ内容になります)

 

〇8月28日(金) 

【1回目】10:00~11:10 

【2回目】13:30~14:40

 

 

◆お申込み方法: 事前予約制(お申し込み・お問い合わせについては、下記までお願いします)

◆電話お申込み: 03-6205-5613 東京デジタルキャリア 松岡(まつおか)まで

◆HPお申込み: https://ashizumi.co.jp/(検索ワード:東京デジタルキャリア)

 

ご多忙の中とは存じますが、お時間の許す限り、ご参加頂ければ幸いです。

皆さまとお会いできることを楽しみにしております!


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職業準備性とは?(4月 就労準備研修youtube)

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