時間管理の目的 就労支援ログ 東京デジタルキャリア
「時間の管理」において、障がい者雇用の現場でよく見られる課題の一つが、「遅刻を恐れるあまり、極端に早く着きすぎてしまう(早着)」という現象です。
一見、遅刻しないことは良いことのように思えますが、あまりに早すぎる到着は、自分自身の疲労蓄積や、受け入れ側の企業の負担になる場合もあります。
時間管理の『真の目的』
単に「遅刻をしない」だけが目的ではありません。ビジネスにおける時間管理には、より深い3つの目的があります。
信頼関係の構築
会社は組織で動いています。決まった時間に席にいることは、「今日も予定通り業務が進められる」という周囲への安心感に繋がります。
ペース配分の最適化(セルフケア)
早く着きすぎるということは、それだけ早く家を出て、緊張状態で待機しているということです。これは1日のエネルギーを朝に使い果たしてしまうことになり、午後のパフォーマンス低下や長期的な疲れの原因になります。
企業の「準備時間」への配慮
職場には「受け入れ態勢」があります。あまりに早く着くと、鍵が開いていなかったり、清掃中だったりして、担当者に「早く対応しなければ」という無言のプレッシャー(気遣い)をさせてしまうことがあります。
「早く着きすぎてしまう」背景にある課題
なぜ、不安から早く着きすぎてしまうのか。その心理的・行動的な課題を整理してみましょう
| 課題 | 背景にある課題 |
| 予期せぬ事態への過剰な不安 | 「電車が止まったらどうしよう」「道に迷ったらどうしよう」という不安が強く、最悪の事態を想定して余裕を持ちすぎてしまいます。 |
| 時間の「見積もり」のズレ | 移動時間だけでなく、準備や駅までの徒歩時間を「点」ではなく「線」で捉えるのが苦手な場合に起こります。 |
| 待機場所・方法が定まっていない | 「電車が止まったらどうしよう「ちょうど良い時間」に到着するためには、途中で時間を調整する技術が必要ですが、その「待ち方」が分からず、職場まで直行してしまいます。 |
時間管理ロードマップ
理想的な到着時間は、「始業の10分〜15分前」です。ここを目指すためのステップをご紹介します。
- 起床
- 準備完了(家を出る時間15分前)
- 出発(前後20分含む)
- 調整ポイント(コンビニ/カフェ/公園など)
- 最寄り駅や企業周辺へ到着(15分前)
①逆算スケジュールの作成
『会社に着きたい時間』からすべての工程を逆算していきます。想定では家~会社までは55分かかる計算です。
- 10:00 始業
- 09:45 職場ビル到着(※目標)
- 09:30 最寄り駅到着
- 09:00 電車乗車
- 08:40 自宅出発
②2段階のバッファ(ゆとり)設定
③「時間調整スポット」の確保
④職場への「報連相」
どれだけ対策しても、交通機関の麻痺などで遅刻しそうになることはあります。
その時の対処法(スキル)を身につけることで、「遅刻への恐怖心」を減らすことができます。
遅刻しそうな時の心掛け
- 早めに連絡する: 「遅れそう」と分かった瞬間に電話またはチャットで連絡。
-
理由と「到着予定時刻」を伝える: 「あと何分で着くか」を明確に。
- お詫びと切り替え: 到着したら短く謝罪し、すぐに仕事モードに切り替える。
目指すべきは「余裕のあるプロ」
時間の管理は、単なるマナーだけではなく、「自分を疲れさせないためのセルフディフェンス(自己防衛)」です。
もし「どうしても不安で早く家を出てしまう」という癖が抜けない場合は、「自分の特性」として自己分析シートに記入しましょう。
例:「遅刻への不安が強いため、早めに到着して近隣で待機してから出社します」
と企業に伝えておくことで、理解を得やすくなります。


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2026年1月 S様が大手教育事業での企業就労
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